本ページでは八掛けの色見本と、色のお選びのご参考情報を掲載しております。
色見本はページ下部にございますので、最下部からご確認ください。
八掛について
「八掛」は、着物の裏地のことで、「裾回し(すそまわし)」とも呼ばれます。
一般的に袷(あわせ)の着物の裏地は「胴裏」と「八掛」からできています。主に上半身の部分には「胴裏」が、そして袖口や腰から下の裾周りの部分に付けられているのが「八掛」です。
八掛の選び方について
八掛(着物の裏地で、裾や袖口から見える色付きの布地のこと)には、無地のものと、ぼかし染めのものがございます。
着物の色が薄い場合は、ぼかしの八掛や、薄い色の八掛がオススメ
着物の色が薄い場合は、八掛の色が、表から透けて見えてしまう時があるため、胴裏との境目がくっきりと表から見えてしまうことがございます。
色の薄い着物の場合には、生地の端から中心に向かって白くなっていくぼかしの八掛や、薄い色の八掛を合わせるのがオススメしております。
目的別八掛の色の選び方
フォーマル寄りにされたい場合
表地と同じ色味を使うとフォーマルなイメージに仕上がります。明度差が少ないほどフォーマル寄りになるため、バランスを見て調整ください。
より個性的にされたい場合
着物地のベースカラーの補色や反対色の八掛を組み合わせると、個性的な印象となります。
八掛の色選びが分からず、迷ってしまうという場合には、着物の柄に使われている色を合わせると失敗がありません。
男性用の着物について
男性の袷着物というと、「通し裏」という男性用の裏地と、「袖口布」という袖口に付ける布で、裏地を付けるのが一般的なのですが、通し裏と袖口布の色のバリエーションが乏しくなっております。お洒落を楽しみたい男性も多いので、出来るだけそれに応えたいと思い、当店では、女性向けの袷仕立てと同じく、白の「胴裏」と色の「八掛」を付けて、男仕立てをしています。
八掛色見本




